自分の居住地域では見られないテレビ局の番組を見たい [地域での違い]
地方に転勤になった友人と時々SNSで話をするのですが、その友人が「この地域、テレビ東京が見られないからつまんない。面白い番組いっぱいあるのに……東京が恋しい」と、珍しく愚痴を書き込んできました。
普段はあまり愚痴を言わない友人なのですが、確かに、友人は昔からのテレビ大好きっ子。
そんな友人にとって、面白い番組を次々と作り出すテレビ東京を見られないというのは、とてもつらいということなんでしょうね……。
友人の居住地域でもテレビ東京系列の『BSジャパン』は見られるのですが、そちらでは彼女が好きな人気番組はあまり放送されないようです。
テレビに詳しい人の話を聞いてみると、全国ネットではないテレビ東京は、逆にその穴を生かし、自局の人気番組を地方のテレビ局に売ることで収益を得ている、といった部分もあるのだとか。
日本全国で見られる衛星デジタル放送のBSジャパンで人気番組を放送してしまうと、
普段はあまり愚痴を言わない友人なのですが、確かに、友人は昔からのテレビ大好きっ子。
そんな友人にとって、面白い番組を次々と作り出すテレビ東京を見られないというのは、とてもつらいということなんでしょうね……。
友人の居住地域でもテレビ東京系列の『BSジャパン』は見られるのですが、そちらでは彼女が好きな人気番組はあまり放送されないようです。
テレビに詳しい人の話を聞いてみると、全国ネットではないテレビ東京は、逆にその穴を生かし、自局の人気番組を地方のテレビ局に売ることで収益を得ている、といった部分もあるのだとか。
日本全国で見られる衛星デジタル放送のBSジャパンで人気番組を放送してしまうと、
2018-08-22 01:47
日本と世界のウォシュレット普及率 [地域での違い]
日本では普及率80%、平成27年度には国内販売数が過去最高の440万台を達成した温水洗浄便座『ウォシュレット』。
ですが、世界的に見るとその知名度や普及率はまだまだのようですね。
ヨーロッパでのウォシュレット普及率は、年間販売台数が数万台で、現在まだ1%ほどだそう。
もともと欧米では浴室内にトイレが設置されることが多く、感電などの危険から、ウォシュレットのような「電化製品」を置く、という発想がないようです。
ですが、ヨーロッパでの普及スピードは、アメリカよりは早いのだそう。
元々、ビデ使用はヨーロッパの習慣で、ウォシュレットの機能が理解されやすいのだとか。
2012年には、ロンドンの五つ星ホテル『シャングリラ・ホテル・アト・ザ・シャード』でウォシュレットが全館導入され、近年ではパリの五つ星ホテル数カ所でもウォシュレットの全館導入が決まるなど、普及への確かな手応えがあるそうです。
しかし、
ですが、世界的に見るとその知名度や普及率はまだまだのようですね。
ヨーロッパでのウォシュレット普及率は、年間販売台数が数万台で、現在まだ1%ほどだそう。
もともと欧米では浴室内にトイレが設置されることが多く、感電などの危険から、ウォシュレットのような「電化製品」を置く、という発想がないようです。
ですが、ヨーロッパでの普及スピードは、アメリカよりは早いのだそう。
元々、ビデ使用はヨーロッパの習慣で、ウォシュレットの機能が理解されやすいのだとか。
2012年には、ロンドンの五つ星ホテル『シャングリラ・ホテル・アト・ザ・シャード』でウォシュレットが全館導入され、近年ではパリの五つ星ホテル数カ所でもウォシュレットの全館導入が決まるなど、普及への確かな手応えがあるそうです。
しかし、
2018-06-22 00:00
世界のお風呂事情と日本のお風呂文化 [地域での違い]
実は「お湯に浸かって温まる」ということを目的にしてお風呂に入っているのは、現在ではイスタンブールなど中近東の一部の地域の人々と、日本人くらいのようです。
マンガ『テルマエ・ロマエ』で描かれたローマ時代には、日本と同じようなお湯に浸かる文化がローマにもありましたが、その後、キリスト教の普及により廃れてしまったとか。
他の国々では、北欧などの寒い地域に見られる蒸し風呂(サウナ)、欧米ではシャワー(シャワーがない場合には、バスタブにお湯を溜めてその中で体を洗う)、東南アジアなどでは水で体を洗う行水・沐浴などが主流のようです。
マンガ『テルマエ・ロマエ』で描かれたローマ時代には、日本と同じようなお湯に浸かる文化がローマにもありましたが、その後、キリスト教の普及により廃れてしまったとか。
他の国々では、北欧などの寒い地域に見られる蒸し風呂(サウナ)、欧米ではシャワー(シャワーがない場合には、バスタブにお湯を溜めてその中で体を洗う)、東南アジアなどでは水で体を洗う行水・沐浴などが主流のようです。
地域によって違う!?手軽なゲーム・じゃんけんの歴史 [地域での違い]
日本人なら誰でも知っている「じゃんけん」。道具なしで、いつでも即座に楽しめるゲームですよね。地域によって「じゃいけん」「いんじゃん」など呼び名が異なるそうです。掛け声の「じゃんけんぽん」に関しても、「じゃんけんほい」「いんじゃんほい」など同じ市町村でも違いがあるのだとか。
じゃんけんは江戸時代から明治時代にかけて誕生したものといわれています。1905年(明治38年)に刊行された『絵本江戸風俗往来』には、江戸時代末期のじゃんけんについて記述があります。もともとは、日本に古くからある「三くすみ拳」と東アジアから伝来した「数拳」がミックスされて、いまの形になったと考えられているそうです。
チョキを出すときには、一般的に人差し指と中指を使用します。でも、昔は人差し指と親指を使っていたのだとか。じゃんけんの基礎となった遊びが多く残る九州では、いまでも昔ながらのチョキ文化が残っているそうです。
じゃんけんは江戸時代から明治時代にかけて誕生したものといわれています。1905年(明治38年)に刊行された『絵本江戸風俗往来』には、江戸時代末期のじゃんけんについて記述があります。もともとは、日本に古くからある「三くすみ拳」と東アジアから伝来した「数拳」がミックスされて、いまの形になったと考えられているそうです。
チョキを出すときには、一般的に人差し指と中指を使用します。でも、昔は人差し指と親指を使っていたのだとか。じゃんけんの基礎となった遊びが多く残る九州では、いまでも昔ながらのチョキ文化が残っているそうです。
沖縄のエアコン普及率は意外と低い?! [地域での違い]
今朝のニュースで、お天気お姉さんが「今年はスーパー猛暑になる予報です。」と言っていたのを聞きました。
猛暑という言葉だけでも著しく暑くなるだろうと想像できるのに、今年はどれほど厳しい暑さになるのかと思ってしまいます。
友人の家では犬を飼っているらしく、外出中も常にエアコンをつけっぱなしにしている為、毎年夏場エアコンの電気代がかなり高いという話を聞きました。
家庭の事情によってエアコン代はそれぞれでしょうが、では、暑いイメージのある南国、沖縄県ではより電気代がかかってしまうのでしょうか?
実は沖縄県では、そもそもエアコンがないという家庭も少なくないそうで、エアコン普及率は47都道府県のうち39位ととても低いそうです。
猛暑という言葉だけでも著しく暑くなるだろうと想像できるのに、今年はどれほど厳しい暑さになるのかと思ってしまいます。
友人の家では犬を飼っているらしく、外出中も常にエアコンをつけっぱなしにしている為、毎年夏場エアコンの電気代がかなり高いという話を聞きました。
家庭の事情によってエアコン代はそれぞれでしょうが、では、暑いイメージのある南国、沖縄県ではより電気代がかかってしまうのでしょうか?
実は沖縄県では、そもそもエアコンがないという家庭も少なくないそうで、エアコン普及率は47都道府県のうち39位ととても低いそうです。
地域で分かれる正月の雑煮の味 [地域での違い]
国土が狭い島国日本といえども、食文化は地方によって違います。
その代表例といえるのが「関東の三角おにぎり」と「関西の俵型おむすび」でしょう。
関東地域ではご飯を三角形に握って、海苔でくるんだ「おにぎり」がポピュラーです。
それに対して関西地域ではご飯を俵型にまとめ、海苔を巻いたりゴマをふった「おむすび」がよく食されています。
正月に食べる雑煮にも地域性が出ます。
北海道は「鮭粕雑煮」といい、甘塩鮭に大根やニンジン、イクラ等を入れた味噌仕立てのものが好まれます。
岩手県は大根、ニンジン、焼き豆腐を入れた醤油味の「ごまだれ雑煮」です。
東京は「東京雑煮」と呼ばれる鶏肉や小松菜の入った醤油味。新潟に行くとゴボウや里芋の入った「田舎雑煮」となります。
京都はご存知の「白みそ雑煮」で小芋や大根を入れます。鳥取は甘い「あずき雑煮」、香川は白みその「あん餅雑煮」というユニークなものです。
雑煮に入れるお餅の形は東日本が角形、西日本が丸型が多いのも特徴ですね。東日本は焼いた餅が主流、西日本は茹でた餅が主流という特徴もあります。
お正月に家族で楽しむ雑煮には故郷の味が欠かせないものです。
お母さんが台所でコトコト作ってくれる雑煮の味に、故郷ならではの家族団らんの幸せを感じる人も多いのではでしょうか。
その代表例といえるのが「関東の三角おにぎり」と「関西の俵型おむすび」でしょう。
関東地域ではご飯を三角形に握って、海苔でくるんだ「おにぎり」がポピュラーです。
それに対して関西地域ではご飯を俵型にまとめ、海苔を巻いたりゴマをふった「おむすび」がよく食されています。
正月に食べる雑煮にも地域性が出ます。
北海道は「鮭粕雑煮」といい、甘塩鮭に大根やニンジン、イクラ等を入れた味噌仕立てのものが好まれます。
岩手県は大根、ニンジン、焼き豆腐を入れた醤油味の「ごまだれ雑煮」です。
東京は「東京雑煮」と呼ばれる鶏肉や小松菜の入った醤油味。新潟に行くとゴボウや里芋の入った「田舎雑煮」となります。
京都はご存知の「白みそ雑煮」で小芋や大根を入れます。鳥取は甘い「あずき雑煮」、香川は白みその「あん餅雑煮」というユニークなものです。
雑煮に入れるお餅の形は東日本が角形、西日本が丸型が多いのも特徴ですね。東日本は焼いた餅が主流、西日本は茹でた餅が主流という特徴もあります。
お正月に家族で楽しむ雑煮には故郷の味が欠かせないものです。
お母さんが台所でコトコト作ってくれる雑煮の味に、故郷ならではの家族団らんの幸せを感じる人も多いのではでしょうか。